ももいろクローバーＺのメンバー４人が今後を語るドミュメンタリー映画　「結婚願望」や「仕事と家庭の両立」などをテーマに　１９日公開

人気アイドルグループのメンバー４人が、自身やグループの今後について語るドキュメンタリー映画「ももいろクローバーＺ　アイドルの向こう側」。今春開催の「ＴＢＳドキュメンタリー映画祭２０２２」で話題を集めた作品に、未収録映像を加えた「特別上映版」が１９日に公開される。

２００８年に誕生したももクロ。現在、所属する百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにの４人は全員が結成当初からのメンバー。１５年近くアイドルとして活躍する４人が３０代を前に現実味を帯びてきた「結婚願望」や「仕事と家庭の両立」などのテーマと向き合った。

メガホンはＴＢＳで長年プロデューサーを務める酒井祐輔監督。主にバラエティー番組の担当でももクロを含む多くのアイドルと関わってきた。

大半が俳優などに転身する中、「一人の女性として成長しながら、変わらず活動を続ける彼女たちの姿に、アイドルの新しい可能性を感じた」と製作のきっかけを語る。

昨年９月から約３カ月間、ライブの舞台裏に密着。１対１のインタビューや４人だけの座談会で本音を探った。取材を通じて、４人がファンを思う気持ちの強さに驚かされたという。「カメラが回っていない時も、常にファンのことを考えて行動している。生き方そのものがアイドルだから、何があっても輝き続けられるのかもしれません」