アイドルグループのももいろクローバーZが、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022』(20日21:00~)に出演する。

  • ももいろクローバーZの高城れに=フジテレビ提供

ももクロが出演するストーリーは、主演を務める高城れにが、実際に体験した心霊現象をドラマ化した『憑けてくる』。高城が本人役でテレビ初公開の恐怖エピソードを演じ、百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏の3人も本人役で登場する。

ストーリーは、ももいろクローバーZのメンバーとして活動する高城れにが、スタッフやファンに支えられながら充実した日々を送る中で、彼女は“ある悩み”を抱えていた。実は昔から人より霊感が強く、グループのツアーで全国各地のホテルに泊まっているときなどに、金縛りや怪奇現象に襲われていた。

そんなある日、高城はメンバーに連日の金縛りや不思議な心霊体験について相談することに。しかし百田らからは「(金縛りなんてよく)あるある」「疲れがたまってるだけ」と相手にされず…。そのとき、メンバーらがいた部屋の壁掛け時計の針がありえない勢いで動き始め、急な怪奇現象に一同絶句。時計の針が止まった時間は、前夜に高城が恐怖を体験した時間と全くの同時刻だったのだ…。日々そんな恐怖体験を重ねる高城だが、金縛り以外にもさらに気になることが頻繁に起こっていた。取材やコンサート終わりなど、何をしているときも何者かの視線を感じ、何者かが“憑けてくる”気配を感じ続けていた――。

コメントは、以下の通り。

■高城れに(ももいろクローバーZ)
――ご出演が決まった際の感想をお聞かせ下さい。
「『ほん怖』は昔から夏になると、ずっと見ていた番組。放送中は楽しく見ているのですが寝る前になると怖くなっちゃって、見たことを後悔していました(笑)。そんななじみのある番組に自分が出演できるのはうれしかったですし、私自身の実体験をもとにドラマを作っていただいたので演じがいがありました。でも実際にあったことなので、演じるというよりも“昔こういうことあったな”という懐かしさもあって…。しかもテレビではまだ言ったことのなかったエピソードなので、これを機に私の新たな一面を知っていただけたらうれしいです!」

――高城さんが最近体験した不思議な出来事はありますか?
「本当につい最近あったことなんですけど…あるお食事会で枝豆を食べようと思ったんですね。でもお皿から枝豆を何個取っても、中に豆が入っていなかったんです。よくよく見たら、他の人が食べ終えたカラの皿から取っていたんです…!そのときは自分が怖かったです…(笑)」

――高城さんにとっての“夏の風物詩”は?
「やっぱりお祭りですね。でも最近は祭り自体が中止になることも多いので、最近では家族みんなで家の中でお祭りっぽいBGMを流しながら焼きとうもろこしやたこ焼きなどをパックに詰めて、家の中で縁日気分を味わっています。でも今年は外でバーベキューもできたらいいなって思っています」

――視聴者の方へメッセージをお願いします。
「私が出演させていただく『憑けてくる』は私自身が実際に体験したというのが見どころです。こんなことを体験したんだという発見もあったり、視聴者の皆さんの中でも同じような体験をした方もいたりするかもしれません。そして、ももクロメンバーも全員で出演しているので、普段騒がしくて楽しい私たちが今回は一味違った表情もぜひ楽しんでいただきたいです!」

■大野公紀プロデューサー
「テレビ初公開の、恐怖の実話『憑けてくる』。今回、高城れにさんの実体験ドラマの制作にあたって、ご本人から伺った心霊エピソードは、どれもゾッとするものばかりでした。高城さんが実際に味わったからこそ演じていただけたリアルな緊迫感は必見です。また、ライブ会場の裏側や楽屋の様子なども普段通り再現していただいたので、細部まで楽しめるドラマに仕上がっています。メンバーの皆さんも一緒に体験した恐怖を描いていますので、いつもは見ることのできない、ももクロの新たな表情にぜひ注目してご覧ください!」

今年の『ほんとにあった怖い話』の放送を記念して、2015年と2016年に放送された10作品の無料配信が決定。13日24時から、TVer・FOD・GYAO!で順次配信される。

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