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東京オリンピックの聖火リレーが23日、静岡県内で始まり、96人のランナーが湖西市から静岡市までの7市で聖火をつないだ。生まれ育ったふるさとや、家族、友人らへの感謝の思いを胸に、晴れやかな表情で歩を進めた。県内は3日間の日程で、24日は牧之原市から沼津市、25日は伊東市から富士宮市へ向かう。
袋井市のエコパスタジアムでは、金メダリストら3人が聖火をつないだ。
トーチがトラック内に入ると、フィギュアスケート女子でトリノ五輪金の荒川静香さん(39)から、サッカー元日本代表の中山雅史さん(53)(藤枝市出身)、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さん(26)(浜松市出身)へと、聖火が引き継がれた。
過去に新体操を習うなど、スポーツが大好きという百田さん。小さい頃は五輪選手が夢だった。「勇気や希望をいただいてきたアスリートの皆さんに心からのエールを込めて臨んだ。伝わっていたらいいな」と晴れやかな表情を見せた。