(セ・パ交流戦、阪神―西武、1回戦、28日、メットライフ)阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が大ファンの“ももクロの聖地”で大きなアーチをかけた。0-0の二回先頭で、西武先発・高橋の141キロを捉え、今季11号ソロをバックスクリーンへ叩き込み、先制に成功した。
「回の先頭でしたし、粘って食らいついていった結果、ホームランになってよかったです。先制することができたので、もっと点をとっていけるように頑張ります」と意気込んだ。
メットライフドームは、2012年8月5日(当時西武ドーム)にももクロが初ライブを行って以降、数々のメモリアルライブを開催してきた。モノノフ(ももクロファンの呼称)の佐藤輝が聖地で本塁打を放ち、ベンチ前ではZポーズを披露した。
交流戦前には、3月12日のオープン戦(甲子園)で本塁打を放った西武・高橋から「やられたらやり返さないといけないので」とリベンジ宣言を受け、「もう1本打ちたいという思いはあります。ファンが喜んでもらえるような勝負をしたい」と返していただけに、“有言実行”の一発となった。