2021.01.17
# 音楽

ももいろクローバーZの10年間と共に歩んだ「西武ドーム」の記憶

2011年にメジャーデビューを遂げて

「コロナに負けない!日本を明るく!」

アイドルグループのももいろクローバーZと埼玉西武ライオンズによるコラボレーションイベント「ももクロ ライオンZ EXPO 2020 supported by auじぶん銀行」の開催を記念し、オープニングセレモニーが行われた。

イベントには、ももいろクローバーZの百田夏菜子、佐々木彩夏、高城れにと、埼玉西武ライオンズの辻発彦監督が登壇。「コロナに負けない!日本を明るく!」を合言葉に打ち上げられたおよそ520発の花火を見守りながら、「コロナ禍」の影響を受けた2020年の記憶や、新年の抱負を語った。

写真提供:埼玉西武ライオンズ

「私達、ももクロにとってメットライフドーム(旧:西武ドーム)はたくさんの思い出がある場所。たくさんの方に楽しんでもらい、元気になってほしい」(百田)という今回のコラボイベントは、メットライフドームの敷地内にある獅子ビルにて、1月3日まで開催され、ももクロがこれまでのコンサートで着用した衣装の展示や、オリジナルグッズの販売などが行われた。

※玉井詩織は、新型コロナウイルスの濃厚接触者に該当し、自宅待機中のため欠席

 

2012年には初の単独ライブを開催、当時の最年少記録を更新

これまでのももクロの歴史が詰まった会場の展示を見て、「衣装は実際に着用したことがあるもので、なかにはメットライフドームでしか着てなかった衣装もあります。かなり久しぶりに袖を通した衣装もあって、懐かしかった」と語る百田。

2010年5月にリリースした「行くぜっ!怪盗少女」でメジャーデビューを果たし、今年活動10周年を迎えたももクロにとって、メットライフドームは「たくさんの思い出詰まっていて、勝手に『第二のホーム』と呼ばせていただいている」(高城)という特別な場所だ。

ももクロが、初めてメットライフドーム(当時は西武ドーム)でライブを開催したのは、今から8年前の2012年のことだ。「ももクロ夏のバカ騒ぎSummer Dive 2012 Tour」のファイナルとして行われた西武ドームの単独公演は、当時の史上最年少記録だった。

この公演期間中には公式ファンクラブの発足が決定。この年の年末には長年の目標としていた「NHK紅白歌合戦」を果たすなど、ももクロの全力パフォーマンスが多くの人に知られ、その勢いをさらに加速させることになった。

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