ももいろクローバーZ(ももクロ)が、12月31日(火)に開催する「第3回 ももいろ歌合戦」についての記者会見を、11月27日に都内で開催した。

【写真を見る】ももいろクローバーZの4人はマントを纏って登場

ももクロが、1年の締めくくりとして大みそかに開催する「ももいろ歌合戦」は、2017年にスタート。加山雄三さだまさし、水前寺清子など、日本を代表する大御所歌手をはじめ、親交の深い氣志團や、その年に活躍したアーティストが続々と登場し、コラボレーションライブを披露してきた。

この日の会見では、ももクロ4人の他、「第3回 ももいろ歌合戦」出場が決まった泉谷しげるがサプライズゲストで登場し、第一弾出演者発表をはじめ、スペシャル企画などの新情報を公開した。

今年は「ノーサイド」をテーマに、3回目にして初めて紅組と白組に分かれて対決。総合司会は3回連続で東京03応援団長は紅組を野々村真、白組を森尾由美と、初登場の二人が務める。

■ メンバー同士で“バチバチ

マント姿で登場した4人がマントを取ると、それぞれ赤と白のTシャツを着ており、百田夏菜子佐々木彩夏が白組、玉井詩織高城れにが紅組となることが明らかに。

百田は、ももクロの4人が分かれることについて「もっと面白くしたいしたい。私たちで対決し、本気で戦いたいという思いも生まれてきて、日頃の戦う精神みたいなものを、メンバー同士でバチバチと」と語り、佐々木も「日頃の鬱憤(うっぷん)を年末に」と続いた。

さらに佐々木が「私たちはピュアだから白組」と言えば、玉井と高城は「こちらは情熱(の赤)」と応戦し、早くもバチバチした展開を見せる。

また、「不安しかない。れにちゃんと組むのだけは嫌だった」と玉井が明かすと、百田は「あーりんはちょっと男らしいところがある。敵だったら勝てる気がしない(笑)。心強い」と、チーム勝利に自信を見せる。

しかし、玉井から「あっちにはももクロの赤担当(百田)がいる。この勝負に負けたら、ももクロの赤を名乗る資格はない」と突きつけられ「えー!?」と悲鳴。高城からも「夏菜子ちゃんより赤が似合う自信がある」と言われてしまう。

「赤を懸けた戦い」という思わぬ展開に、百田は「思った以上に重要な戦いになってきた…」と神妙な表情を見せていた。

今回のテーマは「ノーサイド」。玉井が「チーム分けはされていますが、紅組と白組を足して2で割ると、桃色になるんですね~。それでこそ『ももいろ歌合戦』」と言うと、百田は「ノーサイド精神ですね」とコメント。「今年はラグビーが盛り上がりましたし、ノーサイド精神というものは、何に対しても通ずるものがあって、大事なものがあるので、私たちもノーサイド精神で歌合戦もやっていきたい」と意気込んだ。

ほか、当初発表されていた開演時間の昼5時が、「現時点で出演者が多くて時間内に収まりきらない」という理由で30分前倒しされることが発表された。

イベント当日は、AbemaTVで「【大晦日恒例!年越し歌合戦】第3回 ももいろ歌合戦 10時間ぶっ通し生中継」(12月31日[火]昼4:15-夜2:55、AbemaSPECIAL2チャンネル)と題して、10時間の生中継が行われる。

■ 「第3回 ももいろ歌合戦」第一弾発表出演者

<総合司会>東京03[3]

<紅組応援団長>野々村真[初]、<白組応援団長>森尾由美[初]

<出演者>浅草出身の大物師匠[2]、アップアップガールズ(仮)[2]、飯塚高史[2]、泉谷しげる[初]、m-flo[初]、大友康平[2]、角田晃広(東京03)[3]、氣志團[3]、Creepy Nuts[2]、サイプレス上野ロベルト吉野[3]、さだまさし[3]、C&K[初]、塩乃華織[3]、笑福亭鶴瓶[3]、私立恵比寿中学[初]、水前寺清子[3]、杉山清貴[初]、たこやきレインボー[2]、CHAI[初]、東京女子流[2]、東京ホテイソン[初]、徳井健太(平成ノブシコブシ)[3]、中澤卓也[初]、永野[初]、妃海風[初]、ヒプノシスマイク[2]、平松愛理[初]、ファンキー加藤[初]、Poppin'Party[初]、BOYS AND MEN[2]、松崎しげる[2]、松本明子[3]、ももいろクローバーZ[3]、森口博子[3]、和田彩花[初]

※[数字]は出場回数(ザテレビジョン

玉井詩織が「この勝負に負けたら、ももクロの赤を名乗る資格はない」と百田夏菜子を挑発