人気女性グループ、ももいろクローバーZが28日(日本時間29日)、米ニューヨークのヤンキースタジアムで大リーグを初観戦した。この日先発したヤンキース・田中将大投手(30)と親交があり、6年連続でマー君の登場曲を担当した縁で招待された。4人は三塁側スタンド席から声援。マー君は6回5失点で勝利を届けることはできなかったが、「心強かった」と喜んだ。
「ずっとマー君と約束していました。6年越しで(ヤンキースタジアムに)来ることができた」
試合前、リーダーの百田夏菜子(24)が興奮気味に語った。
田中がももクロの大ファンだった縁で楽天時代から親交があった。ヤ軍移籍後は本拠地の登場曲として、ももクロの楽曲が6年連続使用されてきた。田中には1年目から声をかけてもらっていたが、人気者ゆえに多忙を極め、今回やっと時間ができて渡米がかなった。
試合前、4人はNYロゴやマー君の顔写真をあしらったおそろいの髪飾り、マー君の写真入りヤ軍靴下、マー君オリジナルブランドのTシャツ姿と、マー君愛にあふれた衣装で球場に登場。田中からプレゼントされたヤ軍のユニホームをその場で着ると、ダッグアウトやグラウンドで記念撮影した。
試合は、三塁ダッグアウト上のスタンド5列目で観戦。田中が今年の登場曲「背番号」でマウンドへ向かうと、手拍子したり手をふったりして声援を送った。イニング途中には昨年の登場曲「吼(ほ)えろ」が球場に流れ、大型モニターに「MOMOIRO CLOVER Z」の文字が紹介されるうれしいハプニングも。