人気アイドルユニット、ももいろクローバーZが「ちびまる子ちゃん」(日曜後6・0、フジテレビ系)30周年アンバサダーに就任。4月7日放送から主題歌「おどるポンポコリン」を担当し番組を盛り上げる。
1990年1月7日に放送がスタートしたアニメ「ちびまる子ちゃん」が来年1月にアニメ化30周年を迎えるにあたり、今年4月から1年間を「ありがとう!アニメ化30周年 みんなとちびまる子ちゃんイヤー」と題しさまざまな企画で盛り上げていく。
これまで多くのアーティストによってカバーされてきた主題歌だが、ももクロバージョンでは世界各国のお祭りをイメージし、サンバや三味線のリズムを加えてにぎやかにアレンジ。また、まる子(声・TARAKO)らが掛け合いのように参加し楽曲を盛り上げるが、おなじみの声優たちの声が楽曲内でコラボするのは初。主題歌と一緒に流れる新オープニング映像では、アニメ化されたももクロのメンバー4人も登場する。
「合わせて30週企画」では、第1弾として7日放送から「10週連続さくらももこ原作祭り」を送る。昨年8月に亡くなったさくらももこさんの原作の中から人気の高い10作品を新規作画・演出で届ける。
さらに、季節のお題に応じた俳句を視聴者から募集する「友蔵 心の俳句募集企画」も実施中。選ばれた俳句は、毎週放送の中で友蔵が読み上げて紹介するほか、選ばれた人にはグッズもプレゼントする。
フジテレビ本社屋25階球体展望室「はちたま」では、4月6日から「ちびまる子ちゃんアニバーサリーパーティー」を開催(5月12日まで)する。5月8日のまる子の誕生日とアニメ30周年を祝う巨大アニバーサリーケーキも登場。まる子と一緒に写真を撮ることができるフォトスポットや限定オリジナルグッズが買えるショップみまつや台場店などが楽しめる。
ももクロの百田夏菜子は「『おどるポンポコリン』を歌えると聞いたときは本当にうれしかった。個人的には同じ静岡出身ということで親近感があり、いつかまるちゃんと一緒にお仕事できたらいいなと思っていたので夢がかないました」と大喜びのコメント。
同局の江花松樹プロデューサーは「ももクロのみなさんはまさにこのお祭り騒ぎにピッタリ。打ち合わせの段階からすでに盛り上がっている。この一年、ワクワクするような企画が盛りだくさん。みなさんと一緒に楽しみながら盛り上げていければ」と語った。
(産経デジタル)