番組開始25年目を迎えたフジテレビ系朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金前4・55)の25周年企画「日本つながるプロジェクト」の応援ソング第一弾が、ももいろクローバーZの「走れ!-ZZver.-」(読み方・ダブルゼータ ヴァージョン)に13日、決まった。
2020年東京五輪・パラリンピックまであと2年と迫るなか、番組では15日から丸1年をかけ、1964年東京五輪聖火リレー・ルートの主要な場所を走る。
たすきリレーをするのは、各地のキラビトたち(秀でた才能を持ったキラキラ輝いている人)、「めざましテレビ」の出演者、そして企画に賛同した著名人によってつながれる。全国を縦断しながら東京五輪期間中に世界の人々に見てもらいたい日本の超絶パフォーマンスも発掘していく。
15日のオープニングセレモニーは沖縄で実施。同局の三宅正治、永島優美アナウンサーが出席し、永島アナとともにキラビトとして64年 東京五輪聖火リレーのランナーも走る。
27日から毎週金曜日はプロジェクトの模様を生放送。一区間ごとに地元のキラビトたちがたすきをつなぐ様子を伝えていく。そこには2020年東京五輪の候補選手や「きょうのわんこ」に登場するわんこたちも。54年前の当時の写真や映像も振り返りながらつなぐをテーマに走り続ける。
企画に賛同したアーティストたちが応援ソングを順次提供していくが、第一弾となるももいろクローバーZは「私たちにとって大切な楽曲が応援ソングとして人と人、村と町、さらには街と都市、そして日本全国をつなぐ組曲のような役割を担うと思うととても嬉しいです」とコメント。
同局情報制作センターの渡邊貴チーフプロデューサーは「毎朝視聴者と顔を合わせる生放送だからこそ、全国を巻き込んで盛り上げられるような試みができるのでは?と考えた。そこで番組が注目したのは『1964年聖火の道』。54年前にその道で何があったのか? 今、その道はどうなっているのか? 時代を超え、世代を超え、たすきリレーを敢行しつなぐことが目標。朝からランナーたちが走る姿に日本全体でエールを送っていただけたら幸いです」と話している。
(産経デジタル)