球界屈指のモノノフ(ももいろクローバーZファン)であるソフトバンク石川柊太投手(26)が27日、ももクロのためにも今季の活躍を誓った。

 この日は福岡・筑後市のファーム施設で自主トレを行った。練習後、21日に幕張メッセで行われたメンバー有安杏果の卒業ライブへ行ったことを明かした。「このタイミングじゃないと行けなかった」と、キャンプイン前に開催されたことを喜んだ。

 「プロに入る前から僕はももクロが好き。ももクロを知ってもらうためにも、活躍したい」と、野球ファンにももクロを、モノノフたちには野球、ホークスを知ってもらうことに使命感を感じている。

 昨季1軍デビューし8勝をマーク。今季は少数精鋭のA組メンバーに入り、開幕ローテーションを争う。ライブの日は心ゆくまで楽しんだが、今季へ向けオフもきっちり体を絞ってきた。シーズン後の体脂肪21%から現在は17%へ。この日はキャッチボール相手の千賀をキャッチャー役に得意のパワーカーブも投げ、曲がりの大きさに千賀が驚く場面も。普段はプロ野球と接点がないファンからも支持される石川がファン拡大のために、今季も1軍マウンドに立ち続ける。